弁護士プロフィール
東京都台東区出身。
明治大学法学部卒業。
2001年、(旧)司法試験合格。 福島県福島市において司法修習。
その後、検事に任官。 東京、大阪、名古屋等の各地方検察庁に配属。
2009年4月、弁護士(福島県弁護士会)、片岡法律事務所(福島市)入所。
2012年7月、独立開業(福島県弁護士会、東城法律事務所)。
2016年12月、東京都台東区上野駅近くへ移転(東京弁護士会へ登録替え)
2021年2月、東京都中央区日本橋へ移転・改称(日本橋きぼう法律事務所)
(プロフィール詳細)
東京都台東区出身
明治大学法学部を卒業
高校・大学と柔道を続け、体力・根性・礼節を学ぶ。選手兼マネージャーとして、裏方の雑用の大切さを知る。
(旧)司法試験合格
組織にしばられず自分の力を頼りに世の中と対峙していけ、また行政・大企業・ルールを破る輩の不正義に立ち向かえる法律家の仕事に魅力を感じ、司法試験に挑戦する。2回不合格。司法試験の厳しさに叩きのめされる。幻覚が見えるところまで勉強する。3回目で合格。
司法研修所入所
最高の環境で勉強できることに大いに刺激を受け、さらに法律が面白くなる。
検事に任官
東京地方検察庁、大阪地方検察庁、名古屋地方検察庁等に配属。法律家の基礎、すなわち証拠を収集し、人から話を聞き、事実を見極め、裁判例・文献を調査し、正確かつ深い法解釈をし、冷静に客観的な決断をし、勇気と覚悟をもって事件と人に向き合う姿勢の大切さを知り、徹底的に鍛えられる。
2009年4月 検事を退官して弁護士登録 (福島県弁護士会)
ご縁をいただいて福島市で弁護士登録
熱意と工夫でほぼ無限に広がる、弁護士の仕事の幅広さ、奥深さに気づき、面白さを覚える。 さまざまな世界のお客様に出会い、人生の奥深さ・多様さを垣間見るとともに、弁護士がお手伝いすることで解決できる問題の幅広さを改めて実感する。 幸運にも、このお客様、この企業様のお手伝いが出来て本当に良かった、自分でもそう思える仕事をたくさん経験させていただく。
2011年3月11日 福島県福島市において東日本大震災、福島第一原子力発電所事故を経験する。
2012年7月 福島県福島市において東城法律事務所を独立開業
2016年12月 出身の東京に戻り、台東区上野駅近くへ移転
2021年2月、東京都中央区日本橋へ移転・改称(日本橋きぼう法律事務所)
近時の主な取扱い業務
【個人】離婚(とくに親権監護権や複雑な財産分与の問題がある困難なケース);労働問題;外国人の抱える問題
【企業】労務管理・労働問題、不当要求対応、企業不祥事対応・コンプライアンス整備、医療・介護施設におけるリスク管理
講演等の実績
2012年 10月 「介護事故と法的責任」(財団法人介護労働安定センター山形支所様主催)
介護施設のリスクマネジメントについて
2013年 3月「近年の事件・裁判を通じて見える、社会の動き‐弁護士の視点で‐」(常陽銀行福島支店親陽会様主催)
企業のコンプライアンスについて
2013年 6月 「医療・介護施設における事故等について、裁判例から考える」(一般社団法人福島県老人保健施設協会管理職研修会様)
介護施設のリスクマネジメントについて
2015年 11月 「未成年者が自転車事故を起こした場合の、親の損害賠償責任について」(第43回福島市交通安全市民大会様)
近年増加する自転車事故に関わる法的責任について
2016年 7月 「被害者支援に関連する法律、制度(全般)」(平成28年度全国被害者支援ネットワーク(北海道・東北ブロック)質の向上研修上半期研修会様)
被害者支援の支援員に対する講演
2017年3月「審査補助員、指定弁護士の職務について」(福島県弁護士会様)
弁護士を対象に、検察審査会法の審査補助員・指定弁護士の具体的な職務について
その他、被害者支援、リスクマネジメント、コンプライアンス、介護施設運営などに関する講演多数
所属団体・役職
2011年4月(2016年3月まで) 福島県弁護士会犯罪被害者委員会委員長
2011年6月(2016年6月まで) 社団法人(現公益社団法人)ふくしま被害者支援センター理事
2014年10月(2016年9月まで) 日本司法支援センター(法テラス)福島地方事務所地方扶助審査委員
特技・趣味
【特技】柔道三段、日商簿記3級
【趣味】料理、トイレ掃除、ジョギング(ホノルルマラソン完走経験有り)
ごあいさつ
困難・孤立・不安の中で苦しんでいるお客様と、ともに悩み、戦い、明日からまた頑張ろうと思える「 きぼう 」を見出すお手伝いをすることを目指しています
私が平成24年7月に事務所を開業した際、事務所の理念として、「 感謝 」「 誠実 」「 堅実 」の言葉を掲げました。
「 感謝 」とは、お客様に、関わった人たちに出来事に。
「 誠実 」とは、お客様に、仕事に、自分と関わりのある全ての方に、人生に。
「 堅実 」とは、一時の流れに安易に流されず、しっかり足元を見つめ、プロとしての責任、社会人としての責任を果たすこと。
私の親は私の進路に関し自由放任で、いわゆるエリートコースは歩んでいません。 したがって、様々な道を経てここにたどり着きました。 家族、友人、先輩、上司、同僚、そして私を信頼して使って下さったお客様たち、様々な人たちの愛情とご支援を受け、今に至っております。
私は、ご縁をいただいて福島県で弁護士登録をし、いろいろなお客様と出会い、お仕事をさせていただき、それぞれのお客様にそれぞれの人生があり、抱えている責任があり、悩みがあり、でも皆様、それぞれの置かれた場所で一生懸命頑張っていらっしゃることを学ばせていただきました。 幸運にも、このお客様、この企業様のお手伝いができて本当に良かった、この事件に関われたことだけでも自分は法律家になった甲斐がある、自分でもそう思えるお仕事をたくさん経験させていただきました。
お世話になった福島から離れることは大変に難しい判断でしたが、自らが人生の折り返し地点に差し掛かり、震災・原発事故対応のお手伝いが比較的落ち着いてきたこともあり、出身地に戻る決心をし、移転・東京弁護士会へ登録換えしました。
移転に当たってこれまでの自分の仕事、その喜び、皆様からいただいた声などを振り返り、社会の中でこれから自分が果たすべき役割を考え抜き、冒頭の目標「 きぼう 」を掲げることといたしました。
弁護士にとっては数多くの事件の一つでも、お客様にとってはそれが人生最大の困難の一つであり、孤立や不安の中で苦しんでいることと思います。
これからも幣事務所の所是である感謝・誠実・堅実を忘れず、社会を支える市民一人ひとりの抱える問題にお力添えして、皆様が明日からまた頑張ろうと思える「 きぼう 」を灯すことを目指し、これまでに頂いた御恩を世の中に返していく所存です。
皆様と出会えますことに感謝いたします。
日本橋きぼう法律事務所 弁護士 東 城 輝 夫